鹿川渓谷 鹿納谷

美しいゴルジュとナメを内包する九州の人気沢。

短い遡行距離の中に美しさと面白さが凝縮されている。

鹿川 鹿納谷 遡行記録

2019/5/27 日帰り 2級

沢登り連チャン4日目。
今回行く鹿納谷は九州屈指の名渓らしいが、疲れと天気の微妙さも相まって、モチベーションが上がらない。
とりあえず行けば何とかなるの精神で出発。

入渓地点までの林道が予想以上に荒れていたので、終点まで行けず。
少し戻った所にある広めの駐車スペースを利用する。

林道終点手前から鹿納谷を見るとすでに素晴らしい渓相!やる気が出てきた。

ケルンがある場所から入渓。 広大なナメを早速歩く。

宇土内谷との分岐。左の鹿納谷に入る。

少し歩くと…。

最初のゴルジュに到着。

 パートナーが見に行くが面倒くさそうとのことで、右のスラブから巻いた。

巻き終えて沢に戻り、次の滝を泳いで取り付き内部に入る。


右壁にボルトが連打された滝。 3ポイントの人工登攀で登る。

その上の滝はリッジ沿いを登る。ここを越えると沢は一旦落ち着く。

沢が右に屈曲し、少し進むと再び滝。 滝横のクラックから登れるらしいが巻いた。


巻き途中から滝内部を覗く。上段の滝も登れるらしい。

ピンクテープを辿って沢に復帰。

またゴルジュ。泳いで取り付く。

上段は左の岩の隙間を登って這い上がった。

どれも登れるらしいが、面倒な所は全て巻いた。

右岸に急峻なルンゼが出てきた。 シカオテルンゼというらしい。

これが最後のゴルジュかな?

泳いで取り付き内部へ。

次の滝はシャワーを浴びながら突っ張りで突破!

出口にかかる大岩CS滝は右のスラブをトラバースして落ち口へ。

自然が創り出した造形美が続く。

奥に林道が見えてきた。 まだナメが続いているので、もう少し先に進むことにする。

見事な水路状。

最後のナメ地帯で癒される。

大岩がある滝を越えると…。

再び林道と合流。ここで遡行終了とする。

下山は林道を途中から外れてピンクテープ沿いに進んで行く。
その後は宇土内谷に向けて適当に下降していく。

宇土内谷を下降し出合に到着。少し歩いて駐車スペースに戻った。

九州トップクラスの美しさと言われるのも納得の、とても綺麗な沢だった!

コースタイム

駐車スペース9:00―鹿納谷出合9:20―林道12:30―駐車スペース14:00

装備

ラバーソール靴、50mロープ、ライジャケ、カム(未使用)、アブミ、ハーケン(未使用)