南木曽 柿其川本流

ひたすら水と戯れる泳ぎ沢!景色も素晴らしく、渓谷美にとにかく癒される。
避暑にオススメの一本。

木曽川水系 柿其川本流 遡行記録

2017/7/21 日帰り 晴れ 3級

美しいと評判の泳ぎ沢、柿其川へ!

柿其渓谷駐車場から徒歩15分ほどで、柿其渓谷入口だ。
つり橋を渡り、牛ヶ滝展望台へ向かう。しばらく沢沿いの遊歩道を行く。この時点で渓相がめっちゃ良い!

柿其渓谷 秘境だそうです
5人以上で渡ってはいけない吊橋
すでに素晴らしい渓谷美

牛ヶ滝展望台に到着!
さすがに直登不可能なので左岸から巻く。

牛ヶ滝

 踏み跡を辿り、柿其川に下りる。
 美しいエメラルドグリーンの水を泳ぐ!

入渓
水が本当に綺麗

水量も多くなく、特に苦労せず進んでいく。
簾状の滝は右端から越える。天気も良く、気温も高く快適な遡行だ。

廊下を泳ぐ
スダレ状
ずっと泳ぎ

ちょっとした核心らしい、ねじだる前衛滝は右から泳いでとりつく。水量が少ないせいか、簡単に立てた。
落ち口へのへつりが難しいらしいが、ラバーソールなら全然問題なかった。

ねじだる前衛滝
上陸
落ち口へトラバース

続く面白い造形の滝は少し戻って右岸から巻き。滝左のチムニーから登ったパーティもあるそうだ。
豪快な斜瀑を左から巻くと穏やかな渓相になり、しばらくゴーロ歩き。

直登厳しい
これも巻き
ねじだるの連瀑終了!

今日の核心、霧ヶ滝に到着。
泳いで左から取り付き、落ち口へトラバース。

霧ヶ滝
釜を泳いで取りつく
一段上から落ち口へ
最後はフリクション勝負!

霧ヶ滝を越えてもまだまだ泳ぐ。
右岸から流されつつ、必死のクロールで左岸のガバを取り、這い上がる。
箱淵はガイド本だと苦労していたが、今日の水量だと普通に平泳ぎで進めた。

必死に泳がないと進まない
今日は穏やかだった箱淵

その後も綺麗な渓相が続く。
魚もたくさん泳いでおり、結構大きいのも釣れそうだ。
白泡立つ小滝は水線突破できず、左から巻いた。

爽やかなブルーの淵が続く
ここは巻いた

豪快なひょんぐりの雷滝。直登は厳しく、少し戻って左岸から巻いた。
雷滝を越えると沢は平凡になる。
適当に横を走る林道に上がり、遡行終了。

さっきまでは少し寒かったのに、林道歩きは灼熱。
30分程歩くとすぐに駐車場だった。

雷滝
遡行終了!

コースタイム

6:30 駐車スペースー6:45 柿其渓谷入口ー7:15 入渓ー8:00 ねじだるー9:00 霧ヶ滝ー9:45 霧ヶ滝上ー10:10 箱淵ー11:25 雷滝ー12:00 遡行終了

装備

ラバーソール靴、50mロープ、カム類、ライジャケ、ライトネオプレン上下

著:手嶋 亨, 著:童人トマの風
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