秋川 シンナソー

小滝とミニゴルジュが続く静かな沢。短いので足慣らしに良い。

北秋川 シンナソー

2025/6/6 日帰り 1級

新生活もようやく落ち着き、いよいよ沢はじめ。
とりあえず行程が短くて手ごろな沢ということで、前から名前が気になっていたシンナソーへ。
真の沢がなまってシンナソーになったとか。真偽は不明。

ガードレール脇からトラロープの張られた踏み跡をたどって沢に下ると、シンナソーはすぐ目の前。
出合から小滝をかけていて、なかなか面白そう!出合の滝を越えると、奥にも小滝が続いている。

シンナソー出合
小滝が連なる

遡行図に色々と滝が書いてあるが、どれがどれなのか良くわからない!
3段10m滝まで来てようやく分かった。

下段と上段はホールド豊富。中段はのっぺりしていて少し嫌な感じだが、よく探せばある。
ここを越えるとゴーロになる。倒木が多く少し荒れた印象だが、新緑がきれい。

階段状の滝が多い
3段10m滝

穏やかな河原を進むと、大き目の滝がでてくる。遡行図に「黒光りした滝」と書いてある5m滝だ。
この苔むした黒っぽい岩は、いかにも奥多摩らしいなと思う。
右から簡単に巻けそうに見えたが、せっかくなので水流左を登った。

5m滝
倒木がうるさいが緑がきれい

いくつか滝を越えると、この沢で一番狭い部分に到着。
人ひとり分くらいの細いゴルジュには、蜘蛛の巣が張り巡らされていた…
近くの軍刀利沢も蜘蛛の巣だらけだったのを思い出した。

再び小滝の連瀑帯を越えると3段15m滝が現れた。
水流沿いをシャワーを浴びながら気持ちよく登る。

狭隘部
木の枝必須
3段15m滝

15m滝以降、いくつか滝を越えると滝場は終了、穏やかな沢歩きになる。
ナメも出てくるが、倒木だらけで残念。

二俣を左に入り、尾根を目指して斜面を適当に詰めあがると登山道に出た。
木の階段なども設置されていて、思ったよりも歩きやすくサクッと下山。

ナメっぽい
二俣
藤倉へ下る

シンナソーは短いが楽しく登れる滝が続く沢だった。
去年あまり沢に行けていなかったので、この短さが足慣らしにちょうど良かった。
新緑が綺麗な時期に来て良かった!

コースタイム

9:30 駐車スペース-9:40 入渓-11:30 二俣-11:45 登山道-12:30 駐車スペース

装備

フェルトソール靴、30mロープ