落差300m!美しい大滝の登攀が楽しめる沢。
スラブ登攀でほぼ濡れないので、寒い時期に入れるのも良い。
笛吹川 東のナメ沢
2026/05/06 日帰り 3級
wakaちゃんとのGW沢合宿最終日!
連日動きっぱなしのせいか寝ても眠い&朝の気温が一桁で車から出たくなかったが、気合で準備して出発。
東のナメ沢までの長いアプローチをこなす。
道中、同じく東のナメ沢に行くという2人組に追いつき、ひとまずお先に行かせていただいた。


出合に到着し、大スラブを目にするとようやくテンションが上がってきた!
最初はフリーで登れるところまで登るが、記憶よりも全体的に黒くて滑る気がする。
水流沿いの白い部分は、走れるくらいフリクションバッチリだ。
傾斜が立ってくる辺りに残置があり、そこで準備して登攀開始!
今回は急きょ東のナメ沢に決まったため、沢用クライミングシューズは家に残置。
車にはジム用シューズが積んであったが、汚したくないのでそのまま沢靴で登ることにした。
wakaちゃんは特に気にせず、ジムで使っているシューズを履くとのことだ。


1ピッチ目、さっそくwakaちゃんリードで取りつくが、なかなか苦戦している。
そうこうしているうちに、後続PTが追い付いてきた。
wakaちゃんはしばらく奮闘していたが、一旦下りてきてもらいリードを交代することにした。
後続PTのお2人にこのまま先に行っても良いか聞いたところ、快く譲ってくれた。感謝!
フレークを繋いで直上、途中から水流沿いにトラバースする感じで越えて、灌木でピッチを切った。


フリーで少し登ってから2ピッチ目開始。
wakaちゃんリードで草付き交じりのスラブを上がった。
問題なく登って、残置ボルトでピッチを切った。


3ピッチ目、私リード。
登りやすい所をささっと突破しちゃおうということで、右のスラブには出ず草付きクラックを直上。
ホールド豊富で快適。灌木帯でピッチを切る。


4ピッチ目、wakaちゃんリードで滝身に向かって草付きトラバース。
ロープ長に不安があり、トラバースしきるちょっと手前で4ピッチ目終了。
今回ロープは50mでギリギリ足りそうではあったが、60mロープの方が安心感があって良いかも。


5ピッチ目、私リードで引き続き滝身に向かってトラバース。
そのままだとどこもヌメってて足が置けない状態だったが、タワシで磨いたらバチ効きになった。
その後は意外とフリクションが効くコケを踏みつつ、草を鷲掴みにしつつ、滝横に無事到着。
そのまま登るとロープが屈曲して超重くなりそうだったので、早いがここでピッチを切った。


6ピッチ目、wakaちゃんリードで滝の左壁を直上。
最初は草付きクラック、その先のスラブには薄いホールドが良い感じに続いている。
沢靴だと踏めてるか踏めてないか良くわからないが、クライミングシューズならきっと快適だ。


7ピッチ目、前回は対岸に渡った気がするが、今回はそのまま水流左のスラブを登ることにした。
wakaちゃんが沢靴で登る私を気遣って?リードを申し出てくれたので、ここもおまかせした!
恐々登っていた1ピッチ目はどこへやら、危なげなく突破。
これにて300m大滝の登攀終了!楽しかった!


大滝上の2段ナメ滝を左岸からまとめて巻くと、すぐに一ノ沢が出合う。
前回は本流を詰めたが色々微妙だった気がするので、今回は一ノ沢を詰めることにした。
一ノ沢はおおむね快適な岩登りといった感じで詰めやすい。
最後の方はガレガレで結構気を使うが、特に問題なく薮漕ぎゼロで鶏冠尾根に抜けることができた。


鶏冠尾根の下山は出だしが岩場で眺めも良く楽しめる。もちろん油断は禁物。
傾斜が緩んでからがまた長丁場だが、シャクナゲが満開で励まされた。



駐車場に着く頃には割といい時間になってしまったが、まだ空は明るかった。
後続PTのお2人も明るいうちに下山できただろうか…
今回は久々のマルチピッチ登攀で、行動の1つ1つがあまりスピーディに行かなかった気がする。
登攀に時間を食ってしまって後続のお2人には大変申し訳なかった。
ただ、9年ぶりに再訪した東のナメ沢は、以前よりもかなり余裕をもって楽しむことができた。
そしてやっぱり、登攀的な沢は充実感が高い!
今後もたまには大滝登攀系の沢に行きたいなぁと思った。
wakaちゃん5日間ありがとうございました!
良いGWになりました。
コースタイム
6:00 西沢渓谷駐車場―8:30 東のナメ沢出合―13:40 一ノ沢出合―15:20 稜線―17:50 西沢渓谷駐車場
装備
ラバー靴、50mロープ、登攀具、クライミングシューズ(waka)
