特異な景観を楽しめる初心者向けの沢。
登れる小滝も多く面白い。
倉沢谷 塩地谷
2025/8/21 日帰り 1級上
今回のメンバーはharuちゃんと友人yokoさん。
初顔合わせのyokoさんはインスタで素敵なイラストを投稿している美術系女子で、沢は最近始めたそうだ。
奥多摩駅で2人を拾って倉沢林道へ向かう。
ゲートの先まで車で行ってみたが、すぐに荒れてきたので諦めて歩くことにした。
30分程歩いて魚留滝に到着。そのまま橋を渡って林道を進み、踏み跡から沢に下って入渓。
なかなか綺麗な渓相だ。
序盤から楽しく登れる小滝がたくさん出てくる。
木漏れ日と穏やかな渓相に癒されながら、のんびり遡行。


岩壁が切り立ってきたと思ったら見事な滝が現れた。地蔵滝だ。
これは登れないので、右岸の踏み跡から作業道に上がって巻く。
少し作業道を進み、適当に緩そうな斜面を下ってから木で懸垂して沢に戻った。


この辺りから岩盤が発達してゴルジュ状になる。この沢のハイライトだ!
側壁の層状に積み重なったような岩壁が美しい!
ゴルジュ内の小滝は釜が深く泳いだりもしたが、どれも巻こうと思えば簡単に巻ける。




ゴーロっぽくなるが一応ゴルジュ地形が続く。
流れの穏やかな所には魚影がちらほら。大きいのは居なかった。
登れない滝がいくつか出てくるが、どれも簡単に巻ける。




ここで一旦休憩して話し合った結果、最後まで詰めあがらずにネジレ滝を見て帰ることに決定。
しばらく河原歩きのあと、小滝をいくつか越えるとネジレ滝に到着。




ここで引き返す。
下降で問題になるところは特になく、途中から右岸の作業道に乗って下山。
塩地谷は良い沢だった。
奥多摩にこんなに面白い景観を楽しめる沢があるとは思わなかった。
誘ってくれたharuちゃんとyokoさんに感謝!
コースタイム
8:50 駐車スペース―9:50 入渓―12:50 ネジレ滝―14:30 駐車スペース
装備
フェルト靴(yoko,シュカ)、ラバー靴(haru)、30mロープ