【沢登り初心者向け】沢登りのソックス・靴下について解説!【シャワークライミング】

今回は沢登りのソックスと足まわりの小物について解説していきます!
沢登りの靴下ってどんな物を使うの?素材は何を選べばいいの?
という方の参考になれば幸いです。

目次

沢登りのソックスってどんな物を履くの?

沢登りで使用するソックスはネオプレンという合成ゴムで作られた物や速乾性とクッション性が備わっている物(登山で使用するようなポリエステルで構成された厚めの靴下)を使用するのが一般的です。

以下で素材や形状について詳しく解説していきたいと思います。

沢登り用ソックスの素材

沢登りで良く使用されるソックスの素材について解説していきます。

ネオプレン

沢登りのソックスと言えばこの素材が一般的です。
私の周りの沢ヤはほぼ100%に近い割合でこの素材を履いています。

ネオプレンとはデュポン社の商標で正確にはクロロプレンという合成ゴムのことです。
厚さは0.5mm~3.0mmと各メーカーのモデルにより異なります。
抜群の保温力を持ちますが、通気性は無いのでかなり足が蒸れます。

代表的なメーカーはモンベルやキャラバンなどが挙げられます。
タビに対応した先割れモデルもあり、モンベルやプロモンテから出ているモデルが代表的です。
他にもホームセンターやワークマンでもオリジナルの商品が売っているので、機会があれば試してみると良いかもしれません。

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ウィックロン

これはモンベルオリジナルの速乾性素材で、強度の高いナイロン糸に乾きの早いポリエステルを組み合わせて作っています。

保温性があまりないので、暑い時期の沢登りに向いています。

紙糸(KAMICO)

こちらもモンベルオリジナルの素材です。
マニラ麻を原料とした紙糸をベースにナイロンなどを組み合わせて作っています。

ウィックロンよりドライ感があって水はけがとても良く、独特な履き心地です。
保温性はないので、暑い時期の沢登りにおすすめです。

ラピッドラッシュ

finetrackから出ている強力な撥水が施されたストレッチニット生地を使用した素材です。
ポリエステルとポリウレタンで構成されています。

ネオプレンに保温性は劣るものの、水捌けの良さと適度な保温性をバランス良く備えています。

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ソックスの形状

ソックスの形状は大きく分けて2種類です。沢靴の種類によって使い分けます。

スタンダードタイプ

一般的な靴下の形状をしたタイプです。靴タイプに適しています。

先割れタイプ

指先が分かれているタイプです。靴、タビタイプの両方に適しています。

結局、沢登りではどの素材が良いの?

沢登りではネオプレンのソックスがオールラウンドに使えて便利です!
私自身、色々なメーカーや素材のソックスを試しましたが、
保温性が高くて一年を通してストレス無く使えたのはネオプレンのソックスだけでした。

もちろん他の素材のソックスにも良いところはあるので、ネオプレンが合わない場合は他の素材を試すのもアリだと思います。

足まわりの小物

ソックスに関連して持っていると便利な足まわりの小物類について解説していきます。
必須装備ではありませんが、人によっては遡行を快適にサポートしてくれるかもしれません。

スパッツ

足まわりの保護や保温、そして靴内に土や小石が侵入してくるのを防ぐアイテムです。
履き込みタイプジッパーが付いていて着脱が簡単なタイプの2種類があります。
素材は登山用のスパッツのようなナイロン製ではなく、ネオプレン製で保温力と伸縮性に優れます。

水流を受けるとずり落ちることが多いので私は使用していませんが、
使用している沢靴によっては土や小石が入ってきて煩わしいので、購入をおすすめします。

ニーガード

その名の通り、膝まわりを保護する役割があります。
沢登りは未整備の場所を歩くので、岩や木に膝をぶつけてしまうことがよくあります。
ニーガードがあると多少はダメージを抑えられるので、着用感が気にならなければあると良いでしょう。

最後に

今回は沢登りのソックスと足まわりの小物について解説していきました。
これから沢登りを始めるという方は、沢靴と一緒にソックスも必ず忘れずに購入してくださいね!
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。

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