丹沢最難の大滝にトライ。
ボロボロの壁はまさに悪絶!!
中川川 西沢本棚沢 遡行記録
2019/7/8 日帰り 曇り
メンバー:ケーシ、シュカ、他1名(finetrack根本さん)
遡行グレード:3級(大滝直登)
丹沢のラスボスを片付けに遥々新潟から神奈川へ。 今回はfinetrackの根本さんが参戦。とても心強い!
西丹沢自然教室に集合し、持っていくガチャの厳選をしてからスタート。
本棚までは約30分のアプローチ。
看板から少し歩くと滝が見えてくる。
見事な本棚70mの登場。 ここ数日の雨で水量が多く、迫力に拍車がかかっている。
登攀ルートを眺めながら登る順番を決める。 協議の結果、1Pシュカ、2Pケーシ、3P根本さんに決定。(2Pでも登れる) 恐怖の3P目は根本さんが快く引き受けてくれた。
1P目のシュカから登攀開始!動画を撮ることに夢中で登っている写真を撮り忘れた…。 写真は1P目終了点から。 岩は案外しっかりしているが、上部に行くほどバランシー。残置は豊富。
根本さんフォロー中。 1P目は終了点前が核心かな?
フォローのケーシも続く。
ロープを結び直して2P目開始! ここからケーシのリード。
前半は脆いがホールドは豊富。ステミングで登っていく。 途中、ハーケンを何回か打ってみたが岩が脆くて諦めた。
後半はドロドロのルンゼに突入。 A0で体を強引に引き上げる。
最後は左にトラバースして終了。 ここのトラバースはもげそうな草付きを持って騙し騙し越えるところがあり、意外と怖い。 15mと短いが一番不快なピッチだった。
2ピッチ目終了点は下からは良く見えないが、大人3人くらいが立てるスペースがある。 素晴らしい高度感!
根本さんのフォロー中、ホールドが崩れてまさかのテンション。怖すぎる(笑)
全員登り切り、ラストの3P目を眺める。前半は階段状に見えるが…。
取り付いてみるとほとんどのホールドが動く!!ガバっぽいものはだいたい動くので注意。
慎重にホールドを選んで階段状を右上していく。
右上するとバンドがあり、ここで一息つける。 そしてここからが核心。リッジに出て水流沿いを直登する。 岩はしっかりしてくるが、悪いホールド・スタンスと激シャワーで中々シンドイ。
落ち口付近。上部は草付きを登るラインと水流沿いを登るラインが選択できる。
全員無事に登攀終了! 滝上には次の滝が間髪入れずに現れる。今回は時間的に上まで詰めるのは厳しいと判断し、右岸尾根をクライムダウンと懸垂2ピッチで下降した。
滝下で記念撮影。翌日の下棚に向けてさっさと下山し、体を休めることにする。
コースタイム
西丹沢自然教室8:00―本棚下8:30―1ピッチ目9:00―2ピッチ目10:20―3ピッチ目11:30―本棚上13:30―西丹沢自然教室15:00
装備
ラバーソール靴、フラットソール、50mロープ×2、カム、ハーケン