鈴鹿NO.1の美渓と称される沢。綺麗な部分だけを味わうゴールデンルートを周回。
神崎川 赤坂谷～ツメカリ谷 遡行記録
2021/7/19 日帰り 2級
梅雨明けしたので再び関西へ！
手始めに関西の赤木沢と称賛されている赤坂谷～ツメカリ谷のゴールデンルートを周回することにした。
駐車スペースから車道を歩き、林道に入ってしばらく歩く。
灼熱のアプローチをこなして、1時間程で入渓地点に到着。
明瞭な踏み跡を辿って沢に降りていく。
沢に降り立つと白い花崗岩の美しい渓相がお出迎え。この先の渓相に期待が高まる。
本流を少し歩くと赤坂谷出合。最初は巨岩帯を進む。
いくつか滝を越えると泳ぎの連続！
この沢最大の大きな釜を持った滝は、泳いで取りつき水流左を登る。次の滝も水線突破で越えた。
その後も泳げる淵がでてくる。
co617二俣を右に入ると、しばらくゴーロ歩き。
平凡な区間を終えると徐々に滝が出始め、突然周りが開けると綺麗なナメが登場！
渓相がとても良い！
ナメ歩きを終えた所で、枝沢に入ってツメカリ谷を目指す。
ピンクテープに沿って沢を詰めていくと下降地点のコルに到着。
そこからも目印に沿ってツメカリ谷に下降。特に難しいところは無い。
ツメカリ谷も明るく綺麗な渓相だ。しばらくゴーロ帯を下降していく。
何も無くて平凡な沢だなーと思っていた矢先にゴルジュが出てきた。
難所も無く下って行き、あっという間にゴルジュ終了。
あっという間に神崎川本流に合流。
後は大味な川を下るだけだと思っていたが、思いがけず素晴らしい渓相が待っていた！
美しい造形のゴルジュだ。
本流ゴルジュを特に問題なく下り終え、堰堤が見えた所で遡行終了。
後は明瞭な道を辿って林道に戻り、駐車スペースへ。
感想
ゴールデンルートと言われるだけあり、沢登りの綺麗な部分だけを凝縮させたようなとても綺麗な沢だった。
特別難所も無く渓相が抜群に良いので、沢登り初心者を連れて行くのに良いと思う。
本流も機会があれば遡行してみたい。（後日行ってきた記録はこちら→神崎川本流）
コースタイム
駐車スペース8:30―赤坂谷9:40―コル11:20―ツメカリ谷11:40―神崎川本流12:30―堰堤13:30―駐車スペース14:30
装備
ラバーソール靴、30mロープ
