短い行程の中に難しい滝が連続する。アプローチは10秒と手軽だが侮れない沢だ。
小橡川 クラガリ又谷 遡行記録
2021/5/31 日帰り
クラガリ又谷は紀伊半島ではゴルジュ入門とされている沢らしい。
観光名所にもなっていて、駐車場からすぐに入渓できる。
最初の滝は泳いで取りつき、難なく突破。
続くF2はロープを出して登攀。泳いで取りつき、右壁を直上した。
似たような形状のF3が続く。ここも泳いで取り付き右壁を登る。
ヌメヌメの壁をエイドを交えて登り、落ち口へ。
私もフォローで登るが、どうしてもアブミが回収出来ず一旦残置。登った後で回収しに行ってもらった。
このアブミ回収に結構時間がかかり、2人ともすっかり体が冷えてしまった。
クラガリ又の名前の通り、晴れていても陽が差し込まないゴルジュだ…
震えながらF4、F5を超えると沢が開け、目の前に立派な大滝が現れる。
左のルンゼから巻きに入り、途中から滝の方にトラバースして落ち口に出た。
大滝上も次々と滝が出て来る。
濡れている所は全体的にヌメっていて気が抜けない。
堰堤出てきた所で遡行終了。
左の尾根を登るとモノレール軌道があるので、レールに沿って下山。
30分で駐車場に帰ってきた。
コースタイム
駐車場11:00―ゴルジュ終了14:30―駐車場15:00
装備
ラバーソール靴、30mロープ、ハーケン・カム、アブミ
ポチップ